この公園は春がツツジ、秋は菊が見頃だそうです。今はちょうど秋の関東菊花大会期間中という事でたくさんの人で賑わっていました。娘さんは「昔、小さいころに母に何度か連れてきてもらったことがあるんですよ」と話します。「そんなことあったっけ」とAさんは答えます。そんな二人を菊たちは迎えてくれます。
園内には金賞・最優秀賞などを受賞した立派な菊たちが所狭しと立ち並び、Aさんもやや興奮気味。最近は「足腰が痛い」と歩くのも辛そうでしたが、この時はずっと車椅子を押しながら園内を歩き続けます。「車いすに乗りませんか?」と声を掛けると「いいの!自分の足で歩きたいの!」とAさんは胸を張ります。たくさんの菊を見た後は、群馬のソウルフード 焼きまんじゅうを食べて満足げなAさんでした。馴染みのある場所って人を元気にしてくれますよね。また出かけましょ。