入居者のご家族の方からおはぎの差し入れをいただきました。おはぎを見るとお彼岸の時期なんだなぁと感じます。また、よくある話でこしあん派か、つぶあん派かで話が盛り上がったりしますよね。そこでちょっとネットでおはぎについて調べてみました。たくさんの諸説があり、一概に「これ」といった決まりはないようですが、昔から言われているのは秋の彼岸と小豆の収穫が同じ時期に重なり、取れたての小豆(皮が柔らかいのだそう)が使われることから秋彼岸ではつぶあんが主流。春彼岸は前の年に収穫されて冬を越している小豆(皮が固いのだそう)を使うためこしあんが主流だったそうです。
今は保存技術の発達や品種改良によりスーパーや甘味処で一年を通して売っていたりするので珍しくはないおはぎですが、つぶあん、こしあんの生まれた背景としてはそういう理由があったのですね。
毎年差し入れてくださるご家族の方に感謝しながら、甘いおはぎをいただきます。
「いつもはもっと大きく作るんだけど、一升炊きの炊飯器が壊れて買い替えちゃったのよ」とご家族の方は笑って話してくださりました。